風待草の研究日記

中村梅之助主演『遠山の金さん捕物帳』を研究中!

おかしな映像

大店の若旦那の妻

第166話「仇花を咲かせた男」(1973.9.9放送) 大店の若旦那に見初められ、無理矢理結婚させられた女性が、昔の恋人と再会します。この場面でおかしな映像があるのですが、お分かりですか? 着物の柄です。 こちらの女性、大店の若旦那の妻、つまり既婚です…

定斎売

第153話「貧乏を食う男」(1973.6.10放送) 凶作で年貢米を納めらない農民を悪事に引き込む悪党。農民を押し込みの仲間にしようと近づきます。 漁村に出向き、漁師と話をする虎さん。 このとき鰯漁の話をしています。鰯は9月から11月頃が季節です。年貢米や…

話が繋がらない

第30話「掟が恋した女」(1971.1.31放送) 江戸十里四方追放となった下手人の芸者が江戸を離れる場面で、「二階堂のことを言い忘れていた。」と金さんが後を追います。二階堂は金さんの昔の友人で、その芸者に入れ込んでいました。 金さんが追いついたときに…

両国の川開き

第53話「仕掛花火に泣く女」(1971.7.11放送) 芝居小屋の奈落で悪人と立ち回りを演じる金さん。 しかし、火の回りが早く… 火事に巻き込まれて金さんが亡くなったと皆が悲しみます。 金さんの位牌には「いつがいのとし 五月二十七日没」とあります。その後の…

駕籠

第68話「泥棒志願の男」(1971.10.24放送) 駕籠に乗って江戸見物に出かける金さん実はこの映像におかしなところがあるのですが、分かりますか? 実は50歳以下の男性は、病気や怪我でもないと駕籠に乗れないのです。いくら変装している金さんですが、50歳以…

居酒屋のお品書き

こんな映像を見つけました。第101話「命を運ぶ男」(1972.6.11放送) 居酒屋火の車 入り口のお品書きに「めし」の文字 他のシーンでは「めし」「かまぼこ」「煮魚」「干魚」の文字 ところが、中に入るとお品書きが違う。 登場人物の影になっていて、よく読め…

着地点

おかしな映像を見つけました。 第57話「幻におどる男」(1971.8.8放送) 鼻緒の切れた下駄が石段を落ちていきます。 その後に杖も石段を落ちていきます。 下駄は左側へ、杖は右側へ落ちて行きますが… なぜか同じ位置に落ちてきています。 上からの撮影から、…

写ってはならないもの(其の二)

時代劇の撮影で写ってはならないもの、それはその時代には無いもの。 第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 池に立て看板 あってもおかしくはないけれど、ちょっと違和感があります。 看板の形でしょうか。 第84話「三ん下を男にした女」(1972.2.13放送…

早業

第84話「三ん下を男にした女」(1972.2.13放送) 悪人との立ち回りに虎さん登場 途中で帯がほどけてしまいます。ところが町娘に駆け寄ったこの次の続きの場面では…帯をちゃんと締めています。元お庭番の虎さん、それはお庭番の早業ですか? いやいや、そんな…

移動

第60話「わらべ唄に狂う女」(1971.8.29放送) 両親が家事で焼け死んでしまい、気の触れてしまった米問屋のお嬢さん。殺しの現場、井戸の前に座っています。 そこへ、今、お世話をしている長屋の大家がやって来て、お嬢さんのことを金さん達に話して聞かせま…

ツッコミどころ満載(其の二十二)

思わずツッコミを入れてしまう場面をまたまた集めてみました。 第157話「顔のつぶれた男」(1973.7.8放送) 重そうに千両箱を運ぶ駕籠屋 その千両箱を2つも軽々と運ぶ黒装束の男相当の怪力? 第157話「顔のつぶれた男」(1973.7.8放送) 変装の顔の細工を外…

御赦免船

第64話「身代りになった女」(1971.9.26放送) 御赦免になって島から帰ってきた囚人。 囚人の着物から着替えて帰って行きます。 第157話「顔のつぶれた男」(1973.7.8放送) 難破した御赦免船。 御赦免になった者は同様に囚人の着物を着ています。 第88話「…

視力

かなり設定に無理のある場面は時代劇には付きもの。とはいえ、これは相当に無理のある場面を見つけました。 第134話「過去を失った男」(1973.1.28放送) 河原での出来事を橋から見守るヤクザ者。「あの男の面を見ろ!」「親分、あれは…!」「三次だ、間違い…

ツッコミどころ満載(其の二十一)

見ていて思わずツッコミを入れてしまうおかしな場面。またまた見つけました。 第72話「花の街に居残った男」(1971.11.21放送) 刀を振りかざして金さんを襲う盗賊の頭 金さんに刀を奪われ投げ飛ばされますが… 何故か刀を握っています。 第105話「幽霊を化か…

名物

第72話「花の街に居残った男」(1971.11.21放送) 品川宿の名物として、さざえのつぼ焼きを売っています。 しかし、江戸時代の品川の名物は芝海老で、さざえが名物であったのは、藤沢です。残念!ちょっと違う!

直参旗本の不思議

第81話「花嫁人形の女」(1972.1.23放送) 誤って侍にぶつかってしまった町人無礼者! この方をどなた様と思っているのだ。 旗本八万騎中、その人ありと知られた三河以来の御直参… 金さんが止めに入るも 無礼討ちにされてしまいます。 三河以来の御直参の旗…

不自然な配膳

第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 料亭の座敷に女中が料理を運んで来て、 その酒に何やら混入している天利屋の若旦那。 そこへやって来た水島屋の旦那に酒を勧める。普通、客が来てから料理を運びますよね。 客が来る前に料理を運んで来るというのは…

大店の旦那の草履

第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 材木問屋 相模屋の主人の草履が揃えられて置かれていません。 なんてこと!日光東照宮御改築工事を請け負う程の大店の主人の草履なのに。 この後、ゆすりに来た遊び人に草履を履いて近づく場面があるので、きっと何…

蝋燭

遠山の金さん捕物帳でよく見かける賭場の場面。 第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) こちらの賭場、なんと蝋燭を使っています。 江戸時代、蝋燭は高価な物で、比較的裕福な武士や商人が使用しており、庶民は、魚油や菜種油を燃料とする行灯を使ってい…

ツッコミどころ満載(其の十九)

まだまだあります、ツッコミどころ。 第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 子どもが噛みついたのは二の腕なのに、何故か手首を庇っています。 おかしいですね、痛いところが違いますよ! 第162話「緋桜が惚れた男」(1973.8.12放送) 下手人の影と後…

ツッコミどころ満載(其の十八)

見ていて思わずツッコミをいれてしまった場面を紹介するこのコーナー。第18弾です。 第27話「狼が狙った女」(1971.1.10放送) 神社の境内の出店に「宿」の暖簾。 一体、何の出店なのでしょう。 第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 追跡していた人…

撮影の順

第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 水乞いをして拐かされた息子の安否を祈る浪人この後の場面。 金さんが近づくと…着物がまったく濡れていません。 水乞の場面ではしっかり濡れていたのですが。水乞の場面は後に撮影したようですね。 ずっと濡れた…

明る過ぎです

第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 五つの鐘を撞く場面 直後の場面は真っ暗 江戸時代の時刻は日の出から日没を六等分するのが昼の一刻、日没から日の出を六等分するのが夜の一刻です。 五つは最も日の暮れるのが早い冬至のときで午後7時ごろ、最…

これはちょっと苦しい

登場人物の回想の場面。 幼少期は子役が演じますが、子役が演じなかった話がありました。 第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 瓦版の才次郎。 彼の少年時代の回想場面がこちら。 さすがにこの前髪のある髷は当時33歳だった中野誠也さんには少々辛い。し…

いつの間に

不思議な現象を見つけました。 第44話「地獄から来た女」(1971.5.9放送) 道場破りと対決する露口茂さん演じる村木又四郎 道場破りは睨まれているだけで凄んでしまっています。 いざ、対決!えーっと、いつ道場破りの刀が露口茂さんの顔に当たったのでしょ…

ツッコミどころ満載(其の十七)

またもや見つけました。ツッコミどころ。 第55話「血まみれの女」(1971.7.25放送) 店先の暖簾は「唐物屋」 ところが店内には「よろづや」の暖簾に西洋の物と思われる甲冑。一体、この店は何の店? 第15話「こんど殺される男」(1970.10.18放送) 芸者が呼…

写ってはならないもの

写ってはならないものが写っている。 時代劇のロケ地は神社などで出来るだけ現代のものが写らないように配慮していますが、どうしても写り込んでしまうことがあります。 今回は、写ってもギリギリ問題なしのものが写り込んでいる場合を集めてみました。 第54…

いつ?

お白洲の場面でおかしな光景を見つけたので、紹介します。第54話「握られた女」(1971.7.18放送) お白洲に座っているのは4人。左3人が偽金作りの真の悪人です。悪人達がお裁きに不満で砂を投げつけて金さんに襲いかかります。 当然、役人に取り押さえられま…

面子

第121話「島送りを志願した女」(1972.10.29放送) 長屋の子どもが面子で遊んでいます。 紙の面子ですね。 江戸時代の面子は、粘土を型に詰めて調え、素焼きにした『泥面子』です。 明治時代に入り、鉛面子が登場します。その後、紙製になります。江戸時代の…

ツッコミどころ満載(其の十六)

またもやツッコミどころを発見! 第76話「似顔絵の男」(1971.12.19放送) 何日も井戸の中に閉じ込められていた文三親分と子分の半次。 ヒゲや月代が伸びていないのは何故? 第97話「福を拾った男」(1972.5.14放送) 同心に化けた浪人が水戸家の銘刀を盗む…