中村梅之助は『遠山の金さん捕物帳』で大人気となり、テレビ時代劇で10年間、主役として活躍し続けました。
中村梅之助の北町奉行 遠山左衛門尉影元は人気が高く、『伝七捕物帳』『そば屋梅吉捕物帳』では一人二役で演じています。
さて、ここで遠山金四郎、金さん、伝七、梅吉について分析したいと思います。
遠山の金さん捕物帳
金さんと北町奉行 遠山金四郎は同一人物。
第98話「奉行を子分にした男」(1972.5.21放送)
第99話「狩られた女」(1972.5.28放送)
伝七捕物帳(日本テレビ版)
伝七は北町奉行 遠山金四郎と瓜二つ。
伝七捕物帳オープニング
伝七捕物帳 第4話「花のお江戸のうらみ節」(1973.10.23放送)
遠山金四郎「それにしても、気色の悪いほどよく似てやんなぁ。」
第3話「男一匹八百八町」(1979.10.10放送)
第15話「遠山桜を狙う奴」(1980.1.9放送)
遠山金四郎「なにしろそっくりだからなぁ。お前の本当の父親の名前は何てんだ?」
そっくりさんを等式で表すと…
金さん = 遠山金四郎
伝七 ≒ 遠山金四郎
梅吉 ≒ 遠山金四郎
これらすべてを合わせると、次のとおり。
伝七 ≒ 金さん = 遠山金四郎 ≒ 梅吉
つまりは、江戸の町に同じ顔が3人いると言うことです。
「世の中には同じ顔が3人いる」といいますが、まさしくこの事ですね!