風待草の研究日記

中村梅之助主演『遠山の金さん捕物帳』を研究中!

八五郎と熊五郎

大工の八五郎熊五郎
喧嘩しながらもいつも一緒にいます。

第76話「似顔絵の男」(1971.12.19放送)
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住まいも同じ長屋の同じ部屋に同居しています。


ところがその後…

第154話「熊さんを泣かせた女」(1973.6.17放送)
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障子は熊さんの名前だけになり、

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隣に八五郎が住んでいます。
壁に穴が空いていて、こんな状態ですが…。

いつの間にか別居していたのですね。
一体、いつ別居したのでしょう。


第153話「貧乏を食う男」(1973.6.10放送)
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長屋の大家に家賃を取り立てられたときの八五郎熊五郎の会話。

「本庄に火事のあった秋からだから…」
「それじゃ、一昨年の秋からじゃないか」

「そういうお前ェはいつからなんだよ」
「ひな祭りに雪が降ったときからだから…」
「俺よりも半年は前じゃねェか」

第153話では年貢が払えなくて困っている農民が登場し、風景は枯木が多いので初冬と分かります。
この会話をしたのが初冬ですから、少なくとも2年半は前から別々に暮らしていることになります。

ということは、第76話から第153話までの間に2年半は経過しているのですね。放送間隔は1年半ですが。