風待草の研究日記

中村梅之助主演『遠山の金さん捕物帳』を研究中!

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

名物

第72話「花の街に居残った男」(1971.11.21放送) 品川宿の名物として、さざえのつぼ焼きを売っています。 しかし、江戸時代の品川の名物は芝海老で、さざえが名物であったのは、藤沢です。残念!ちょっと違う!

直参旗本の不思議

第81話「花嫁人形の女」(1972.1.23放送) 誤って侍にぶつかってしまった町人無礼者! この方をどなた様と思っているのだ。 旗本八万騎中、その人ありと知られた三河以来の御直参… 金さんが止めに入るも 無礼討ちにされてしまいます。 三河以来の御直参の旗…

花かんざし図鑑(其の三)

時代劇の楽しみの一つ、衣装や結髪。 可愛い花かんざしを集めました。 第97話「福を拾った男」(1972.5.14放送) 第2話「吹矢場にいた女」(1970.7.19放送) 第43話「駆落ちした女」(1971.5.2放送) 第108話「煮え湯を飲んだ男」(1972.7.30放送) 第72話「…

金さんを折檻した男

金さんを自身番にしょっぴいて折檻するお役人。 第51話「白洲で抱かれた女」(1971.6.27放送) 有川正治演じる南町奉行所の同心。 第143話「岡っ引が惚れた女」(1973.4.1放送) 待田京介演じる岡引。 遊び人に身をやつしていますが、この方、お奉行様ですよ…

美人薄命

遠山の金さん捕物帳に4回出演している金井由美さん。そのうち2回は床の中。 第85話「さらわれた女」(1972.2.20放送) 第108話「煮え湯を飲んだ男」(1972.7.30放送) 何となく儚い雰囲気だからでしょうか。 床の中がお似合いです。美人薄命ってこういう感じ…

文三親分

金さんに何かといちゃもんをつけて、居酒屋平八で居丈高に振る舞う要町の文三親分。 ドジでおっちょこちょいな岡引で、これといった手柄も立てたことがない。 そんな文三親分の捕物の一部を紹介します。 第43話「駆落ちした女」(1971.5.2放送) 駕籠で移動…

潜入調査のために敢えて入牢する金さん。 もちろん、入牢なので何かを持ち込むことは出来ないのですが…第108話「煮え湯を飲んだ男」(1972.7.30放送) 鬢から手紙を取り出す金さん。 そんなとこに隠し持っていたのですね。便利ですね、鬢のそんな使い方があ…

高崎靖之進の苦労(其の二)

北町奉行所の与力、高崎靖之進の苦労はまだまだあります。第51話「白洲で抱かれた女」(1971.6.27放送) 金さんが南町奉行配下の同心に捕まり、小伝馬町の牢に移送されるとの報告を受け、慌てる高崎靖之進。 虚無僧に扮して移送される金さんを助けに行きます…

どしゃ降りの雨

どしゃ降りの雨の場面。 ちょっと珍しい映像がありました。 第143話「岡っ引が惚れた女」(1973.4.1放送) 外はどしゃ降り。 着物の裾を持ち上げて 帯に挟み、 傘をさして 足元が濡れないように…。足元が濡れないように着物の裾を帯に挟むなんて、普通のこと…

高崎靖之進の苦労

第143話「岡っ引が惚れた女」(1973.4.1放送) 金さんが自身番で岡引に折檻を受けているところへ慌ててやって来た北町奉行所の与力、高崎靖之進。 叩かれる金さんを見て顔をしかめる高崎。 「お前がこの男を殴る度に寿命が縮まる思いがするのだ。」 縄をほど…

大店(其の三)

遠山の金さん捕物帳のオープンロケで使われた大店を集めてみました。札差第63話「夜霧に消えた男」(1971.9.19放送) 焼物卸第47話「遠眼鏡で見た女」(1971.5.30放送) 小間物屋第47話「遠眼鏡で見た女」(1971.5.30放送) 材木問屋第49話「刺青を売る女」…

不自然な配膳

第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 料亭の座敷に女中が料理を運んで来て、 その酒に何やら混入している天利屋の若旦那。 そこへやって来た水島屋の旦那に酒を勧める。普通、客が来てから料理を運びますよね。 客が来る前に料理を運んで来るというのは…

日光東照宮御改築

遠山の金さん捕物帳に度々、出てくる日光東照宮御改築。 その裏でこんなことが…。 第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 小普請奉行およひ南町奉行との不正により、改築工事を材木問屋の相模屋が落札。 第138話「天井天下に命を張った男」(1973.2.25放…

傷の消毒

第23話「仁王と呼ばれた男」(1970.12.13放送) 刀傷を負った男が担ぎ込まれてきたとき、傷の手当てに持ってきたのは焼酎 傷に焼酎を吹き付けています。 …絶対に逆効果ですよ。アルコール濃度の高い蒸留酒で消毒と考えてのことでしょうが、焼酎程度のアルコ…

本職のエキストラ(其の二)

第160話「畳の上では死ねない男」(1973.7.29放送) 畳を張る畳職人。鮮やかな手付きで畳を張っています。本職の畳職人が出演していますね。 手元だけ出演というのはよくありますが、役として出演しているのは珍しいのではないでしょうか。

文三親分の満身創痍

柳沢真一演じる文三親分。 おっちょこちょいで、捕物でよく怪我をします。第42話「追いつめられた男」(1971.4.25放送) 酔っ払って夜道を歩いているところへ悪人が走り込んで来て、ぶつかられて転倒。 第76話「似顔絵の男」(1971.12.19放送) 悪人に捕まっ…

金さんの潜入調査

金さんは変装して悪人の元に潜入し、悪事を暴くという調査方法をとっていますが、こんなことまでしていました。 第43話「駆落ちした女」(1971.5.2放送) 酒を受け取った金さん 懐から何やら取り出し 酒に混入 見張り役の悪人に酒を振る舞います。 皆が薬で…

市中引廻の上

北町奉行所のお白洲で、よく聞くこの言葉。 「市中引廻の上、打首、獄門!」市中引廻とはこれです。第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 遠山の金さん捕物帳でこの市中引廻の場面はこれのみです。特にこの回の撮影には馬も使っているので、より撮影に手…

女形の髷

遠山の金さん捕物帳には歌舞伎役者の役が登場しますが、その女形の髷に注目してみました。 第47話「遠眼鏡で見た女」(1971.5.30放送) 女形は普段はこんな風に野郎帽子(紫帽子とも言う)をつけています。 この野郎帽子は、前髪を落としている成人男性が、…

大店の旦那の草履

第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 材木問屋 相模屋の主人の草履が揃えられて置かれていません。 なんてこと!日光東照宮御改築工事を請け負う程の大店の主人の草履なのに。 この後、ゆすりに来た遊び人に草履を履いて近づく場面があるので、きっと何…

蝋燭

遠山の金さん捕物帳でよく見かける賭場の場面。 第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) こちらの賭場、なんと蝋燭を使っています。 江戸時代、蝋燭は高価な物で、比較的裕福な武士や商人が使用しており、庶民は、魚油や菜種油を燃料とする行灯を使ってい…

金さんの投げ文

第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 悪事に加担する南町奉行の与力の頭をかすめた物は… 文の結び付けられた鎌 開いてみると なんと金さんの文でした。金さん、相手が悪人とはいえ、いくらなんでも鎌を投げつけるのは危ないですよ! 第一、悪事を暴くた…

鏡開き

日光東照宮御改築の工事を落札した相模屋の鏡開き。第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) やり過ぎ、やり過ぎ! めちゃくちゃお酒が溢れてますよ!不正で落札した工事、もう、感覚がおかしくなっているのかな?

【番外編】与力の末路

奉行所の与力の悲しい末路を見ました。 銭形平次(大川橋蔵 版) 第1話「おぼろ月夜の女」(1966.5.4放送) 銭形平次の上司、奉行所 与力 笹野新三郎 銭形平次とともに悪に立ち向かっていた人だったのに、その5年後には… 遠山の金さん捕物帳 第51話「白洲で…

提灯

提灯といえば球形や楕円形のものが一般的ですが、こんなものもありました。 第2話「吹矢場にいた女」(1970.7.19放送) 瓢箪の形のものなんて珍しいですね。

ツッコミどころ満載(其の十九)

まだまだあります、ツッコミどころ。 第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 子どもが噛みついたのは二の腕なのに、何故か手首を庇っています。 おかしいですね、痛いところが違いますよ! 第162話「緋桜が惚れた男」(1973.8.12放送) 下手人の影と後…

代官所

時代劇の悪役として登場する悪代官。遠山の金さん捕物帳でも、もちろん登場しています。 さて、この悪代官の勤める代官所を見てみましょう。 澤辺代官所第40話「三度笠の男」(1971.4.11放送) 勝浦代官所第61話「母と名のれない女」(1971.9.5放送) どちら…

時代劇のオープンロケの町並みには多くのお店があります。 遠山の金さん捕物帳に出てきたお店を集めました。 瓦版の版元第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 駕籠屋第13話「白洲で殺された男」(1970.10.4放送) 口入業第97話「福を拾った男」(1972.5.1…

文三親分の災難

遠山の金さん捕物帳に登場する南町奉行所配下の岡引、要町の文三親分。 いつも居酒屋平八では居丈高に振る舞っていますが、岡引としての能力は…。 第51話「白洲で抱かれた女」(1971.6.27放送) 偵察に行くも、悪人に捕まり縛られている文三親分。 金さんが…

本職のエキストラ

第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) お寺の鐘を撞くお坊さん。撞く振りではなく、本当に撞いているので、本職のお坊さんなのでしょう。風待草は、背景の山の様子から滋賀県の西教寺ではないかと思っていますが、何処のお寺のお坊さんかお分かりの方…