遠山の金さんといえば、お白洲で桜吹雪を見せて正体を明かす、という筋書きですが、初期の頃は違いました。
第2話「吹矢場にいた女」(1970.7.19放送)
「面を上げいっ!」の声で悪人や証人が頭を上げると…
お奉行の顔を見て金さんと気づき、びっくり仰天。
このパターンはしばらく続き、お決まりの桜吹雪を見るまで気づかないパターンになるのは第9話からです。
第9話「役者がほれた女」(1970.9.6放送)
お奉行の金さんが登場しても悪人は気づかず、しらを切り通そうとします。
そこで鮮やかに着物を脱いで桜吹雪見せる金さん。
桜吹雪を見てお奉行の正体を知って驚く、記念すべき一人目の悪役は幸田宗丸さんでした。
おめでとうございます。