『遠山の金さん捕物帳』は東映が製作し、NET(現テレビ朝日)で放送されました。
そのため、遠山の金さん捕物帳では、お祭りのシーンなど、東映の映画の映像を使っているものがあります。
第93話「虎が惚れた女」(1972.4.16放送)
エンディングの映像が、縦横の比率が少しおかしい海のシーンが使われています。
このシーンの元の映像を発見しました。
その映像はこちら!
なんと、こちらの映像は『旗本退屈男』(1958年)のエンディングでした。
ちなみに、この船には市川右太衛門、中村錦之助、桜町弘子他が乗っており、陸から片岡千恵蔵、大川橋蔵、丘さとみ、北大路欣也が手を振って見送っているという、超豪華なシーンです。
まさか、元映像を見つけることが出来るとは思っていなかったため、見つけたときは驚きと喜びで、思わず声をあげてしまった風待草でした。