お白洲の場面でおかしな光景を見つけたので、紹介します。
第54話「握られた女」(1971.7.18放送)
お白洲に座っているのは4人。左3人が偽金作りの真の悪人です。
悪人達がお裁きに不満で砂を投げつけて金さんに襲いかかります。
当然、役人に取り押さえられます。
悪人達が役人に連れられてお白洲から居なくなった後、金さんが退座。
あれ?左から2番目の位地の草履が一つ足りませんね。ちょうど偽金作りの犯人の上総屋の位地です。
検証してみましょう。
金さんがご出座のときは上総屋の草履は確かにあります。
取り押さえられて連れていかれるときには、上総屋の草履はなくなっています。
実は、写真ではよく見えないのですが、映像をよく見ると、この上総屋は立ち上がったときには草履を履いています。
いつ上総屋は草履を履いたのでしょう。
まったくもって謎です。