江戸時代はご存じのとおり身分社会でした。
当然、時代劇においても、役柄の身分によって衣装や結髪が異なります。
遠山の金さん捕物帳に登場する女性の身分についてまとめてみました。
身分が高いとなると、当然、武家の女性となりますが、既婚女性の場合、髪型から判断して、こちらの女性が候補に挙がります。
第11話「若様を消す女」(1970.9.20放送)
三万八千石の藩 お蘭の方
第83話「虎に化けた男」(1972.2.6放送)
小滝藩一万一千石の藩主の奥様
第92話「幽霊にされた女」(1972.4.9放送)
上郡藩五万三千石 お蘭の方
石高から判断して、既婚女性では上郡藩のお蘭の方が1番。
さらに身分が高い独身女性はこちら。
第5話「夢を慕う女」(1970.8.9放送)
老中 土井大炊頭利和ご息女 妙姫さま
第38話「飛び出した女」(1971.3.28放送)
薩摩藩主ご息女 菊姫さま
土井大炊頭利和は七万石、薩摩藩は七十七万石ということで、菊姫さまが1番。
既婚、未婚をあわせると、やはり菊姫さまか、と思いきや…
絶対的なこちらの女性がいたことに気がつきました。
第149話「替玉に惚れた女」(1973.5.13放送)
11代将軍 徳川家斉公ご息女 末姫さま
あ、こりゃ、勝ち目がないわ。
末姫さまが1番でした。