遠山の金さん捕物帳では5人の女優さんが花嫁姿で登場しています。
水原麻記
第4話「花嫁を食う男」(1970.8.2放送)
息子が使い込んだ公金の穴埋めのため、大店の息子との縁組みを企てる旗本。
死んだ旗本の娘に瓜二つのお光ちゃんが拐かされ、身代わりとして祝言を挙げることに。
口封じのために三三九度に毒を入れ毒殺まで計画されていました。
河村有紀
第62話「蝉しぐれの女」(1971.9.12放送)
夫婦になる約束をした植木職人を旗本の跡取り息子に殺害された女性。
跡取り息子の婚礼の席に金さんと花嫁姿で乗り込みます。
岸久美子
第63話「夜霧に消えた男」(1971.9.19放送)
「身分違い」と周りからは反対された相思相愛の相手と仮祝言を挙げる大店の跡取り娘。
しかし、跡目相続で分家の叔父に父親を殺害され、結婚相手が下手人の濡れ衣を着せられます。
結局、相手の男が身を引きます。
水上竜子
第162話「緋桜が惚れた男」(1973.8.12放送)
元桜小僧の居酒屋の女将が人形職人に見初められて求婚されるも、実は女将が相続する予定だった五千両が目的だった職人。
五千両の持ち主の老人を殺害することを計画していた人形職人の悪事を暴くために敢えて祝言を挙げます。
遠山の金さん捕物帳に登場する花嫁はすべて不幸になっています。
唯一、何事もなかったのはこちら。
第80話「夢を見た男」(1972.1.16放送)
父親が陰謀に巻き込まれましたが、金さんの活躍で解決。
後日談は語られませんでしたが、問題なかったと思われます。