「小悪党」という名を欲しいままにしている江幡高志さん。遠山の金さん捕物帳でも小悪党として活躍しています。
第72話「花の街に居残った男」(1971.11.21放送)
品川の女郎屋の番頭。
元盗賊で、以前の仲間とのいざこざで相手を殺害。
しかし逆に殺害されてしまいます。
第108話「煮え湯を飲んだ男」(1972.7.30放送)
薬種問屋の手代が大店の乗っ取りを企て、その手代に雇われて町人を殺害する小悪党。
痺れ薬の入った酒を飲まされて
口封じに刺されて殺害されてしまいます。
基本的に主役に斬られる前に大物悪役に口封じに殺されるのがパターン。
口封じに殺害されるも、比較的マシなのはこちら。
第16話「それを知った女」(1970.10.25放送)
博打打ちの弥太
殺しの手助けをし、それをネタに犯人を逆にゆすりますが、口封じに殺害されてしまいます。
最後は金さんの腕の中で息を引き取ります。
主演の中村梅之助の腕の中で息を引き取ったのですから、これは出世ものです。
その後が不明な話はこちら。
第80話「夢を見た男」(1972.1.16放送)
世直しを謳って金を騙しとる悪党の一味に加担する百姓。
この後は特に登場しないので、生き延びたと推測されます。
唯一、最後まで残ったのはこの話。
第53話「仕掛花火に泣く女」(1971.7.11放送)
老中の田沼意次が老中の土井を失脚させるため、土井が目をかけている北町奉行の遠山左衛門尉を失脚させ、共倒れさせることを企てます。
その遠山失脚のための爆破事件を企てる罪人として登場。
その後、なんと、なんと!
お白洲に座っています!
しかも遠山の金さん捕物帳、全169話で唯一のセットではないロケ地でのお白洲です。
江幡高志さん、大出世です!