遠山の金さん捕物帳は東映製作のテレビ時代劇です。そのため映画のシーンを使い回して挿入していることがあります。
テレビが普及する前の娯楽と言えば映画。
映画製作に非常に費用をかけていたため、当時の映画の映像は今では考えられない素晴らしいものがあります。その特徴のひとつに、やたらとガヤ(エキストラ)が多いと言う特徴があります。
遠山の金さん捕物帳で使われた映画の映像を見てみましょう。
縁日
第28話「亭主を追う女」(1971.1.17放送)
神社の境内に大勢の人、人、人。
遠山の金さん捕物帳では、浅草の盆栽市として使われています。
捕物
第28話「亭主を追う女」(1971.1.17放送)
捕方の人数の多さ。
金さんが悪党の元に乗り込む前に呼んでおいた町方です。
これだけの人数を動かせるのも、金さんが北町奉行の証拠といったところでしょうか。
芝居
第52話「お岩に化けた男」(1971.7.4放送)
芝居小屋の前の人だかり。
第53話「仕掛花火に泣く女」(1971.7.11放送)
芝居小屋の客も多いですが、舞台の上も凄く賑やかです。
舟あそび 花火見物
第53話「仕掛花火に泣く女」(1971.7.11放送)
船に乗っている人の多さ。
遠山の金さん捕物帳では、江戸の川開き、花火見物の場面として使われています。
こうして見てみると、ガヤの人数の多さに圧倒されますね。
昔の時代劇の映画は凄かったと改めて実感しました。