廻船問屋の大黒屋の一室にて。
第106話「女房と二度別れた男」(1972.7.16放送)
拡大してみましょう。
パイナップルがあります。
金さんのモデルとなった遠山左衛門尉影元は1793~1855年の人物で、遠山の金さん捕物帳では金さんの年齢は30歳前後の設定です。
【過去記事】
桜吹雪はいつ? - 風待草の研究日記
また、第149話「替玉に惚れた女」(1973.5.13放送)では、徳川家斉(1787~1837年)の末姫様が登場し、お見合いをする年齢でした。
【過去記事】
お姫さま勢揃い - 風待草の研究日記
これらの情報から、この話はおおよそ1825~1830年の設定と推測できます。
さて、パイナップルはいつ頃日本に入ってきたのでしょう。
1845年にオランダ船によって長崎に伝えられたとされています。
ちょっと時代が合いませんね。
まぁ、この大黒屋は抜け荷をしていたので、パイナップルも抜け荷なのでしょう!
一応、説明がつくということで問題なし!
…かな。