第165話「玉の輿を蹴る女」(1973.9.2放送)
要町の文三親分の子分、半次が真夏の昼間に聖天様の裏に埋められています。
何をしていると思いますか?
「親分、こんな事して、本当に助かるんですかねぇ。」
「助かるとも。昔から河豚に当たったときはこうするのが一番。ま、よしんば助からないときはこのまま頭まで埋めちまえば、墓作る手間が省けるってもんだ。」
河豚に当たったときの治療法だそうです。
河豚の旬は冬で、夏は毒が強くなるので、当たったというのも納得です。
しかし、真夏にこんな所に埋められていたら、間違いなく熱中症になってしまいますね。