風待草の研究日記

中村梅之助主演『遠山の金さん捕物帳』を研究中!

異なる手紙

第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 金さんが使用人に扮して潜入した大店で受け取った手紙 金さんが犯人を捕まえるための細工として、時間を書き足して主人に渡します。 よく見るとこの手紙、受け取った場面のものと異なります。 4行目の文字の間隔…

明る過ぎです

第73話「かどわかした男」(1971.11.28放送) 五つの鐘を撞く場面 直後の場面は真っ暗 江戸時代の時刻は日の出から日没を六等分するのが昼の一刻、日没から日の出を六等分するのが夜の一刻です。 五つは最も日の暮れるのが早い冬至のときで午後7時ごろ、最…

大店(其の二)

遠山の金さん捕物帳のオープンロケで使われた大店を集めてみました。 油問屋第27話「狼が狙った女」(1971.1.10放送) 呉服太物問屋第44話「地獄から来た女」(1971.5.9放送) 煙草卸商第84話「三ん下を男にした女」(1972.2.13放送) 刀剣商第97話「福を拾…

これはちょっと苦しい

登場人物の回想の場面。 幼少期は子役が演じますが、子役が演じなかった話がありました。 第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 瓦版の才次郎。 彼の少年時代の回想場面がこちら。 さすがにこの前髪のある髷は当時33歳だった中野誠也さんには少々辛い。し…

花かんざし図鑑(其の二)

時代劇の楽しみのひとつ、衣装や結髪。 お嬢さんの花かんざし特集、第2弾です。 第80話「夢を見た男」(1972.1.16放送) 第12話「明日をだました女」(1970.9.27放送) 第161話「幽霊にとりつかれた男」(1973.8.5放送) 第38話「飛び出した女」(1971.3.28…

真実と異なる瓦版

第103話「噂を売る男」(1972.6.25放送) 瓦版を読む金さん この女、歳は二十七。 十人並みの器量だが… 瓦版に書かれている「この女」とはこの方!十人並みの器量って…目も覚めるような美人ではないですか! 瓦版の嘘つき!

時代劇のロケ

時代劇のロケで写ると困るものは現代のもの。 写らないように工夫はしていますが、やはり写り込んでしまうことがあります。 第44話「地獄から来た女」(1971.5.9放送) 軒先から横切る電線 第50話「桜小僧が選んだ男」(1971.6.20放送) 金さんの後ろの建物…