衣装
第166話「仇花を咲かせた男」(1973.9.9放送) 大店の若旦那に見初められ、無理矢理結婚させられた女性が、昔の恋人と再会します。この場面でおかしな映像があるのですが、お分かりですか? 着物の柄です。 こちらの女性、大店の若旦那の妻、つまり既婚です…
金さんのお奉行姿の衣装に注目してみました。 第1話「待てなかった女」(1970.7.12放送) 与力人別帳を確認する金さん手元に注目。 袖口の細くなった帷子を着ています。 金さんがこの帷子を来ているのは非常に珍しいです。この場面のみです。 お白洲ではこの…
第63話「夜霧に消えた男」(1971.9.19放送) 仮祝言の席に呼ばれて紋付き袴で出かける金さん。 他の出席者も紋付き袴、留袖です。 第162話「緋桜が惚れた男」(1973.8.12放送) こちらの祝言の席でも出席者は紋付き袴、留袖ですが… 金さん、なぜいつもの遊び…
遠山の金さん捕物帳では5人の女優さんが花嫁姿で登場しています。水原麻記第4話「花嫁を食う男」(1970.8.2放送) 息子が使い込んだ公金の穴埋めのため、大店の息子との縁組みを企てる旗本。 死んだ旗本の娘に瓜二つのお光ちゃんが拐かされ、身代わりとして…
第98話「奉行を子分にした男」(1972.5.21放送) 質屋の主人と若旦那を殺した番頭とそれを隠すため嘘の証言をした手代。 金さんに捕まって、二人もとお白洲に。 よく見ると、二人仲良くお揃いの帯。いやいや、悪人同士、一蓮托生。帯までお揃い。 さすがです…
最近、すっかり定着したお洒落のアイテムの一つ、ストール。様々な巻き方が楽しめますね。 遠山の金さん捕物帳でもこんなお洒落を見つけました。 第36話「寝返った女」(1971.3.14放送) 金さんの命を狙う殺し屋の江見俊太郎さん。むさ苦しい悪役メイクでも…
第90話「涙を見せなかった女」(1972.3.26放送) 御高祖頭巾(おこそずきん)江戸時代中期 (18世紀初) から明治、大正にかけて、主として若い女性に用いられた防寒用の頭巾。 (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) 風待草の職場は夏場の冷房がキツイです…
またもや家紋の謎を発見。第55話「血まみれの女」(1971.7.25放送) 神社や浜辺で金さんと話をする与力の高崎靖之進。 見にくいですが、羽織の家紋は橘です。ところが… 奉行所で金さんと事件について相談する高崎靖之進。 神社や浜辺のときと家紋が異なりま…
遠山の金さん捕物帳に登場する悪役に共通する家紋を発見しました! 第48話「牢を破った男」(1971.6.6放送) 第53話「仕掛け花火に泣く女」(1971.7.11放送) 第125話「緋桜を狙う男」(1972.11.26放送) 第138話「天井天下に命を張った男」(1973.2.25放送…
お白洲でのお奉行姿の金さんは長裃姿です。 さて、この裃について見てみましょう。裃には家紋が入りますが、その位置は、肩衣の両胸、背中、袴の腰板の4箇所です。 第19話「地獄を売る男」(1970.11.15放送) 金さん、ご出座肩衣の両胸、背中には家紋があり…
お白洲での金さんのお奉行姿の着物についてまとめました。 遠山の金さん捕物帳は全169話のお白洲164回を集計しました(お白洲がないのは4話、1話は録画出来なかったため、未集計)。 青色 8回 第32話「お蚕ぐるみの女」(1971.2.14放送) 黒色 137回 第86話…
時代劇専門チャンネル、時代劇ニュース『オニワバン』(2015.9.20放送)で、中村梅之助さんをゲストに『遠山の金さん捕物帳』について特集していました。 その中で、記録(現在のスクリプター)の野崎八重子さんが衣装違いをしてしまったとのエピソードを紹…
時代劇の見所のひとつに衣装があります。 遊び人の金さんは着流し姿なのですが、袷の場合、ときどき見える裏地が素敵です。第37話「虫を売る男」(1971.3.21放送) 裾から見える裏地のお洒落なこと!釣りをするときの袖口やアップになったときの襟元から、わ…
金さんの着物について、不思議な現象を見つけました。第32話「お蚕ぐるみの女」(1971.2.14放送) 織元の子息に扮して絹問屋に乗り込み、悪事を暴こうとする金さん。立ち回りのシーンで不思議な現象が。 襟元をよく見て下さい。立ち回りの前は襦袢を着ていま…
番組内での衣装の使い回しはよく見かけますが、番組を越えての使い回しを発見しました。 遠山の金さん捕物帳 第74話「江戸をかっ払う男」(1971.12.5放送) こちらの帯、ここでも使われていました! 伝七捕物帳(日本テレビ版) 第6話「やせても枯れても人の…
金さんの正体を知る数少ない人物で、金さんの片腕として事件を解決する元お庭番の飴屋の虎吉。 今村民路(藤川矢之輔)さん演じる飴屋の虎さんの変遷を辿ってみましょう。目次 初期 中期 後期 後期(遊び人風) 初期 第83話「虎に化けた男」(1972.2.6放送)…
この着物を着ている女性は必ず悪役。第10話「最後に笑った男」(1970.9.13放送) 第28話「亭主を追う女」(1971.1.17放送) 第56話「のぞかれた女」(1971.8.1放送) 命名悪女の着物
以前、話題にした悪役裃。 過去の記事 悪役裃 - 風待草の研究日記 またもや悪役が身に付けていました。 第16話「それを知った女」(1970.10.25放送) 金さんのお白洲で裁きを受けた後、次の悪人にお下がり!?
この帯を締めている女性には不幸が訪れる。第51話「白州で抱かれた女」(1971.6.27放送) 亭主は南町奉行所与力の罠にはめられ、寄せ場送り 第64話「身代わりになった女」(1971.9.26放送) 恋人は無実の罪で3年もの間、島送り 第74話「江戸をかっ払う男」(…
同じ衣装の着回しはよく見かけますが、こちらの裃(かみしも)を身に付ける侍は必ず悪役。第12話「明日をだました女」(1970.9.27放送) 不破 潤演じる伊丹昌之助 第119話「平手造酒を斬った男」(1972.10.15放送) 田口 計演じる桑名彦四郎 命名 悪役裃