金さん
初期の頃は、絵師さんが4時間かけて描いていた金さんの遠山桜。 時間短縮のために、徐々にデザインが変更されていきます。 第1話「待てなかった女」(1970.7.12放送) 第10話「最後に笑った男」(1970.9.13放送) 基本のデザインは変わりませんが、絵柄が省…
金さんの立ち回りは基本的には素手ですが、もちろん刀を使っての立ち回りもあります。そこで気になるのは、金さんは悪人を斬っているのか否か。 今回は、金さんの刀を使った立ち回りの場面を検証してみました。 第48話「牢を破った男」(1971.6.6放送) 第99…
遠山の金さん捕物帳には、金さんが昔の友人と再会する話が2話あります。 第30話「掟が恋した女」(1971.1.31放送) 再会して金さんと酒を飲む二階堂隼人 その二階堂は闇奉行の一味として悪事を働いており、 さらに芸者に入れ込んで落ちぶれてしまっています…
遠山の金さん捕物帳の主演の中村梅之助は前進座の歌舞伎役者であるため、歩き方、立ち姿や所作が非常に綺麗で、さすがと思う事が多くあります。そんな見事な技のひとつに長裃の袴捌きがあります。 今回は、中村梅之助の見事な袴捌きを紹介します。 第166話「…
第165話「玉の輿を蹴る女」(1973.9.2放送) 火薬が仕掛けられた手毬が江戸市中で行方知れずになってしまう事件が起こります。 どの様にして探すか金さんに問う与力の高崎。お奉行の金さんが取った策はこちら。 「打つ手は…たったひとつしかねェな。」と取っ…
悪人に果敢に立ち向かう金さん、向かうところ敵なしですが、時々、怪我をすることもあります。 第101話「命を運ぶ男」(1972.6.11放送) 床下に潜んでいた金さんを見つけ、手裏剣を投げる悪人 金さんの右腕に刺さります。怪我をした金さんのその後はこちら。…
遊び人に扮した金さんが事件の捜査のために北町奉行所の与力と連絡を取り合います。その密会の場所を集めました。 川原第9話「役者がほれた女」(1970.9.6放送) 寺第18話「影に追われた男」(1970.11.8放送) 船第157話「顔のつぶれた男」(1973.7.8放送) …
金さんのお奉行姿の衣装に注目してみました。 第1話「待てなかった女」(1970.7.12放送) 与力人別帳を確認する金さん手元に注目。 袖口の細くなった帷子を着ています。 金さんがこの帷子を来ているのは非常に珍しいです。この場面のみです。 お白洲ではこの…
主演の中村梅之助を始め、遠山の金さん捕物帳には多くの前進座の役者が出演しています。 飴屋の虎さんを演じる今村民路(現在の藤川矢之輔)も前進座の役者です。 さすがは歌舞伎役者!と思う場面を見つけました。 第157話「顔のつぶれた男」(1973.7.8放送…
第45話「奉行に挑んだ女」(1971.5.16放送) 北町奉行所の与力を供に馬で板橋宿に出かけ、居酒屋の亭主に聞き込みをする北町奉行姿の金さん。 お供に与力の高崎を連れてのお出ましです。 珍しいこともあるものです。 事件の聞き込みは遊び人の金さんでするの…
金さんの桜吹雪は、初期の頃は4人もの絵師が4時間もかけて描いていたそうです。 その後、デザインを変更して時間は短縮されたそうですが、やはり時間はかかっていたそうです。 第80話「夢を見た男」(1972.1.16放送) 悪人の南町奉行所与力に斬られた金さん…
第63話「夜霧に消えた男」(1971.9.19放送) 仮祝言の席に呼ばれて紋付き袴で出かける金さん。 他の出席者も紋付き袴、留袖です。 第162話「緋桜が惚れた男」(1973.8.12放送) こちらの祝言の席でも出席者は紋付き袴、留袖ですが… 金さん、なぜいつもの遊び…
潜入調査のために敢えて入牢する金さん。 もちろん、入牢なので何かを持ち込むことは出来ないのですが…第108話「煮え湯を飲んだ男」(1972.7.30放送) 鬢から手紙を取り出す金さん。 そんなとこに隠し持っていたのですね。便利ですね、鬢のそんな使い方があ…
金さんは変装して悪人の元に潜入し、悪事を暴くという調査方法をとっていますが、こんなことまでしていました。 第43話「駆落ちした女」(1971.5.2放送) 酒を受け取った金さん 懐から何やら取り出し 酒に混入 見張り役の悪人に酒を振る舞います。 皆が薬で…
第49話「刺青を売る女」(1971.6.13放送) 悪事に加担する南町奉行の与力の頭をかすめた物は… 文の結び付けられた鎌 開いてみると なんと金さんの文でした。金さん、相手が悪人とはいえ、いくらなんでも鎌を投げつけるのは危ないですよ! 第一、悪事を暴くた…
第97話「福を拾った男」(1972.5.14放送) 文三親分が落とした十手を取り返して地回りの元に乗り込んで来た金さん。 華麗な十手捌きでヤクザ者を倒し、文三親分に十手を返します。 金さんが十手を使うのはこの場面だけで、非常に珍しいです。 この約1年後、…
向かうところ敵なしの金さんですが、なんと金さんを殴って気絶させた人物が3人いました。 第27話「狼が狙った女」(1971.1.10放送) 素手で後ろから殴って金さんを気絶させた、安部徹さん演じる空っ風の市兵衛 第65話「鼻ッつまみの男」(1971.10.3放送) 河…
世間を騒がせている桜小僧を探るため、金さんが自身の彫物を彫った彫物師を訪ねます。そこで彫物師の弟子がまったく同じ図面で彫物を彫ったことを聞き、その弟子を訪ねる金さん。 弟子は桜吹雪の絵図面を握ったまま殺されていました。その桜吹雪の図面がこち…
金さんの桜吹雪を彫ったのは誰か? 遠山の金さん捕物帳にその人物が登場していました。背中に桜吹雪の彫物がある盗っ人、桜小僧の正体を探るため、金さんが自身の桜吹雪を彫った彫物師を訪ねていました。金さんの桜吹雪を彫った彫物師はこの方!第26話「桜を…
金さんの桜吹雪は絵師が手描きで描いています。 撮影開始時は、なんと4人がかりて4時間かかったとか。 さすがにその後はデザインを変更し、時間の短縮を図ったそうですが。 さて、そんな絵師の方々の渾身の作である金さんの桜吹雪、特に初期の作品をご紹介し…
いつでも悪人を打ち負かす天下無敵の金さんですが、そんな金さんも悪人に襲われて、案外、怪我をしています。 第80話「夢を見た男」(1972.1.16放送) 悪事を働く南町奉行所の与力に斬られた金さん。 自慢の桜吹雪に傷をつけられます。 第130話「闇に咲く女…
時代劇に出てくる手紙。毛筆の美しい文字が手紙に書かれています。 さて、そんな手紙の中で、金さんが書いたものを紹介します。 第82話「江戸中の米を食った男」(1972.1.30放送) 金さんがお光ちゃんに宛てた手紙 第99話「狩られた女」(1972.5.28放送) こ…
金さんのレアな姿を集めてみました。第63話「夜霧に消えた男」(1971.9.19放送) 金さんの紋付き袴姿紋は遠山のものでもなければ、中村梅之助のものでもありませんね。 髷が斜めの遊び人のままなので、ちょっと違和感があります。 第52話「お岩に化けた男」…
遠山の金さん捕物帳の最大の見せ場、お白洲での桜吹雪を見せる場面。 言い逃れをしていた悪人が桜吹雪を見て、ぐうの音も出なくなるとき程、気分が良いことはありません。 桜吹雪を見せた後の金さんの表情は様々ですが、今回はしたり顔の金さんをいくつか集…
金さんの珍しい映像を集めてみました。第28話「亭主を追う女」(1971.1.17放送) 奉行所で町人姿で調べものをする金さん。通常、奉行所の場面ではお奉行姿なのですが、この話では金さんの姿でした。 第160話「畳の上では死ねない男」(1973.7.29放送) 金さ…
遠山の金さん捕物帳の見どころは、何と言っても桜吹雪を見せる場面。 今回は遊び人の金さんが悪人に桜吹雪を見せる場面について見てみましょう。 遊び人の金さんが桜吹雪を見せるのは悪人との立ち回りの場面です。 第116話「坊主が惚れた女」(1972.9.24放送…
遠山の金さん捕物帳で、あまり見ることのない珍しい金さんの映像をまたまた集めてみました。 第51話「白洲で抱かれた女」(1971.6.27放送) お縄になった金さん 下手人に仕立てられ、自身番から牢に移送されます。 第72話「花の街に居残った男」(1971.11.21…
遠山の金さん捕物帳での、金さんの格好良い立姿を集めてみました。 第5話「夢を慕う女」(1970.8.9放送) 着物の裾を持ち上げて地回りに啖呵を切る姿は何とも言えません。 第話「坊主が惚れた女」(197放送) 立ち回り中に片袖を脱ぎ、桜吹雪を見せる場面。 …
お奉行姿の金さんがお白洲に出座する場面を見てみましょう。 初期・中期第33話「虎穴に入った男」(1971.2.21放送) 北町奉行 遠山左衛門尉様、右からご出座。 後期第115話「殺しを頼まれた男」(1972.9.17放送) お奉行様、左からご出座。 あれ、お奉行所の…
第55話「血まみれの男」(1971.7.25放送) 13年前の殺人事件について調べる金さん。 犯科帳には「享保元年」とあります。 享保元年は西暦1716年ですので、この話は1729年の設定です。遠山の金さんのモデルとなった遠山景元は1793~1855年の人物。 あれ? 金…